昔から一本消化するたびにタイトルをメモしておくことにしていて、それにより何本見たかもおのずとわかるようになっています。
それで数年前までは100本以上カウントしていても「今年は映画みたなー」という状態でもなかったのですが、近年は60本にも満たないうえに「アレ?あんだけ見たのになあ」という状態が続いているような気がします。
これは考えるに映画を作品という視点から見たときに、どんどん「観客に伝えたい情報」が大きくなっていっているという事なのではないでしょうか?
「映像」という媒体である以上視聴覚の二つでしか表現の幅はなく、サウンド面がいくら日々向上しているとはいえやはり視覚にはかなわず、コンピュータという利器によりもはや不可能な表現は無いんじゃないかという状態になりました。
ところがその成長も急激であるがゆえにぼくら一般の人間には「すごいなあ」「きれいだなあ」以上の感想は出ず、ただただため息がでるばかり。
もちろん見て「面白いな」とは思うのですが、(時には過剰すぎるくらい)映像やサウンドに力が入っているとやはり受け手は疲れてしまうのです…。
映画を見て疲れるのが悪いわけではもちろん無いですが、全部が全部そうだとさすがにちょっと…と思うのでした。

